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昔の補聴器

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補聴器の祖先とも言えるアンティークをご紹介いたします
 

電気式補聴器

現在使われている電気式補聴器のルーツとなる製品です。

 

通信機?それとも何かの測定装置?これは1900年代初頭からかなり長い期間使われた電気式の補聴器です。

上の写真でワンセットとなります。左手前のものがスライドスイッチ式音量調整部と音を集めるマイク(裏面)、上が電池、右側が音の出るスピーカーと、頭部に取り付けるヘッドバンド部になります。

 

スピーカーはヘッドバンドを用いて、右の写真のように装用します。

 

付属の取扱い説明書に記された装着方法。右の男性の場合、スピーカーは上写真のように、マイク部は胸のポケットにクリップで固定。電池はベストのポケットにしまわれています。これ以前の補聴器に比べ、よりスマートに装用ができるよう工夫されています。

 

ヘッドバンドだけではなく、必要な時だけ耳に当てるタイプも。

スピーカー部との取り外しが可能で、必要に応じ交換することができるものもあったようです。

 

肝心の本体部分ですが、スライドスイッチで音量調整が可能。上の銀色部分がポケットなどに留めるクリップ。

 

本体の反対側は音を集めるマイクとなっています。時代によりサイズやデザインにも違いが。

 

電源となるのがこちらの電池。

現在の乾電池に比べるとかなり大きなサイズとなっています。

 

外出先で電池が切れてしまっては大変。そのためこうした電池用の残量計も用意されていました。

 

補聴器は長い間ラッパやチューブによる集音・共鳴を利用した集音機として考案・利用されてきましたが、電気式補聴器の登場で音量や音質が調整できるようになり、現在の補聴器への大きな転換期となったと言えます。


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