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補聴器Q&A・よくある質問

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電池はどれくらいもつのですか?

 
空気電池は以前の水銀電池に比べ長寿命。しかし使用方法にご注意下さい。

空気電池とは?乾燥ケースとの関係は?

空気電池は補聴器を使う上でかかせないパートナー。

 

補聴器を動かす電力は空気電池。環境に優しく軽量、小型、大容量といった優れた特徴を持つ電池です。

 

空気電池とは?

空気電池の特徴は軽量・小型・大容量。電池の構造をうまく利用し、これまでの水銀電池に比べ同じ電池サイズで高効率化を実現しています。

空気電池は、1917年にフランスのフェリーにより実用可能なものが開発され、日本でも1942年に製造が開始されました。当初は大型のものが開発され、気象観測用ブイや灯浮標ブイといった海洋・遠隔地で利用され、現在でもこうした分野で活躍しています。

小型のボタン型空気電池は1983年頃にアメリカで開発され、最初は補聴器で使用されました。日本では1986年から製造されており、近年の小型化・高効率化により、いろいろな機器に利用されるようになりました。またそうした機器の小型化にも大きく貢献しています。

 

補聴器用空気電池の優れた特徴

水銀電池に比べて軽量で、寿命が約2倍

正極として空気中の酸素を使う、画期的な省資源タイプ

水銀をほとんど含まないクリーンな電池

ご使用上の注意点

補聴器に一度取り付けると、使わない場合でも消耗しやすい

完全密閉型など、一部の補聴器では使用できない

 

空気電池に貼ってあるシール

空気電池は電池に空気穴が開けられ、この穴から酸素を取り込み発電します。ご購入の際にはこの穴はシールで塞がれ、発電されないようになっています。

補聴器に電池を入れる時にシールを剥がすと発電が開始されますが、一度発電が開始されると電池の性質上、補聴器を使用していなくても少しずつ放電してゆきます。この放電はシールを再度穴に貼っても止まりませんので、電池を使いはじめる時にシールを剥がして下さい

 

空気電池と乾燥ケースの関係

補聴器用空気電池は空気を通過させ、電解液など水分は通過させないフィルターが用いられていますが、乾燥ケースに入れることで電解液が気化・蒸発し、電気容量が劣化、本来の性能が発揮できなくなります。このため補聴器の専用乾燥ケースには、「空気電池を入れないこと」との注意書きがされています。

補聴器メーカーの調査では、乾燥ケースにシールを剥がした空気電池(312AE)を入れておいたところ3日程度で電圧が低下してしまったケースもあるようです。この傾向は電池のサイズが小さくなるほど顕著に現れます。

短時間でも外した方がよいのかというご質問をいただきますが、上記理由からできるだけ外されることをお薦めいたします。

またこれに加え、内部に入った汗など水分を十分乾燥させるため、できるだけ空気に触れる面積を広げる目的でも電池を外しておくことが推奨されているます。


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