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補聴器Q&A・よくある質問

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補聴器を使われている方へ、必要な配慮はありますか?

  相手の注意を話し手に向けてから、はっきり、ゆっくりお話下さい。大きすぎる声は逆効果にもなるのでご注意を。

 

誰にでも聞こえにくい声や環境

補聴器を使われている方のご家族やご友人の方、職場の同僚の方からこうしたご質問をいただくことがございます。補聴器は低下した聴力を補い、コミュニケーションを助けるものですが、聞きにくい声を聞こえやすい声に変えるものではありません。

会議で資料を見ながら、下を向きボソボソとしたしゃべり方というのは、声の大きさが小さいというだけではなく、どなたにとっても話が聞き取りにくいものです。

会話の中で語尾が不明瞭であったり、「加藤さん」なのか「佐藤さん」なのか、子音が聞き取りづらい話し方ですと、話しの大筋はつかめても、細かな内容についてはこれまでの経験や相手との関係といったことを手がかりに推測しなければなりません。

会議などでは自分の発言を考えたり、相手の話した内容を検討することが必要ですが、発言者が誰に向けて話をしているのか分からない場合、タイミングを逸したり注意が散漫になってしまうといった問題もあります。

 

話し相手の反応を確認しながら、はっきり、ゆっくり

補聴器を使われている方に話しかける際には、最初に名前を呼んで相手の注意を自分に向けてから話をはじめられると、スムーズにコミュニケーションがスタートします。

話し方は怒鳴るような大きな声はかえって逆効果に。補聴器の種類にもよりますが、過大な音として歪んでしまう、出力を抑えてしまうことで、聞き取りが不明瞭となります。

話の内容が伝わりにくい時、聞いている方は「なんて言っているんだろう」と焦りが出てしまいます。あまり強調する必要はありませんが、はっきり、ゆっくりと話し、相手の反応を確認しながら会話を進めて下さい。また同じ内容でも別の言葉や言い回しに置き換えると、話の輪郭がはっきりしてきます。

高度・重度難聴の方に対しては、言葉の情報と加え、表情や口の動きといったことも、コミュニケーションにおいて大変重要な情報となります。何人かで話をする際にも、一度に話をすると発言者が誰か、何を話しているのかが不明瞭となります。少し話のテンポを落とし、できるだけ一対一となるよう、話をされることをお薦めいたします。

話の内容を確実に伝える上では「今晩のご飯、お鍋でいい?」ではなく、「今晩のご飯、何がいい?」としてみて下さい。聴力が低下し、聞き間違えたり聞き返したりすることはご本人にとって苦痛なものです。「いい」「悪い」と聞かれると、その内容が不明瞭であっても「ああ、いいよ」と答えがちになります。

「○時に待ち合わせよ」、「××日にでかけますね」と伝える際にも、内容を書いたメモを一緒に渡したり、時計やカレンダーで確認するなど、視覚的な情報とあわせて話をすることで、行き違いなどトラブルを防ぐことができます。


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