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補聴器Q&A・よくある質問

タイトル
 

汚れの侵入を防ぐ方法は?

各社でさまざまな方法・装置が用意されています。耳のお手入れもお忘れなく。

 

補聴器故障の原因で最も多いのが、音の出口に耳あかなどの汚れが侵入することによる、「音が小さい」、「音が出ない」といったもの。特に「レシーバー」という音を発生する装置(スピーカー)に汚れが入ってしまうと、この部品を交換しなければならないなど、修理費用・時間ともにかかってしまいます。

毎日使うものですから、どうしても汚れが補聴器先端に付きやすくなります。これを防ぐため、補聴器メーカー各社では、様々な汚れの侵入防止方法・装置を用意しています。

最も簡単なものでは、音の出口に段差を設け、内側からの音は出るけれど外からの汚れは入りにくくするというタイプ。音の出口に互い違いの板を設けたものや、開閉式の蓋を取り付けたタイプがあります。比較的取扱いが容易な反面、細かい汚れが入りやすいという弱点を持っています。

螺旋状の針金を音の出口に挿入し、汚れの固まりが侵入するのを防ぐというタイプもあります。これは構造が簡単で、耳の穴が細く、蓋のような装置が付けられないケースでも適応が可能です。しかしやはり細かい汚れには対応できない、装置が脱落しやすいといった弱点が。

段差タイプ

蓋タイプ

スプリングタイプ

細かい汚れにも対応するものとしては、スポンジやメッシュを音の出口にセットし、汚れの侵入を防ぐタイプのものが広く用いられています。段差式のものに比べると侵入防止の効果が高い反面、詰まりやすく、詰まってしまうと音がでず、交換をする必要があります。

メッシュタイプ

これらのものは、汚れが詰まってしまった時に清掃や装置の再取り付けが難しく、補聴器販売店に依頼するということが多かったのですが、最近ではユーザー自身がこの清掃を行いやすいものも登場しています。

汚れを段差で抑え、入ってしまった汚れも押し出すことができるタイプは、ティッシュペーパーなど柔らかい紙に補聴器の先端を押し付け、その状態で軽く引くことで、中の汚れを押し出すことができます。乾燥した耳では、大変効果的な方法ですが、湿った耳では、やはり長期使用にともない、装置自身に汚れが詰まってしまうことも。

汚れを押し出すことができるタイプ。用途や耳あなのサイズにより、超小型のものも開発されています。液状の汚れには不適。

詰まってしまった侵入防止装置を、簡単に交換することができるというアプローチのものも登場しています。このタイプでは専用のスティックを古い装置に差し込み引き抜いた後、スティックにセットされている新しい装置を挿入することができるといった仕組みになっており、細い耳でも対応することができるため、人気のある方法です。

メッシュタイプですが、ユーザー自身での交換が簡単にできるように作られています。

このように沢山の方式や装置が考案されていますが、汚れの侵入を防ぐ一番の方法は、ご自身による耳のお手入れ。お風呂上がりなど、耳あかが柔らかい時に、軽く綿棒やティッシュで耳あな入り口部分のお手入れをすると、耳を傷つけず、効果的なお掃除ができます。また入浴後耳あなに残った水分が、補聴器の中に入ってしまうといったトラブルを防ぐこともできます。

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