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ウルトラソフト・シリコンイヤーモールド「Fit Ear」Q&A

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シリコンイヤーモールドだとすぐに補聴器が外れてしまうのですが・・・。

補聴器とイヤーモールドをつなぐチューブ部分がポイントです。

シリコンは接続部分となる「エルボー」、「Lチューブ」といった部品との接着が効かない材料で、その取り付け方法はL型に曲げられたシリコンチューブに金属製のはと目を押し込み、音の通り道「音導孔」を押し広げて固定するという方法を取る必要があります。

 

 

この方法ではイヤーモールドとチューブの固定箇所ははと目のあるイヤーモールド先端部のみとなるため、イヤーモールドから出るチューブの向きが自由に動いてしまい、イヤーモールドを使用する目的のひとつ「補聴器の安定装用」が得られなくなります。

既存のシリコンイヤーモールドでは、やわらかなチューブをイヤーモールド先端部にはと目で止めていますが、チューブが自由に動いてしまうため、装用の安定性が損なわれることが。 運動や小さいお子さまが遊んでいるような時に、耳から外れやすく、ハウリングが生じてしまい補聴効果が得られない、補聴器を引っ張ってしまい、イヤーモールドや補聴器が壊れてしまうケースも。

 

スポーツのような動きでは、補聴器の重量で本体が動きやすくなり、補聴器の安定が悪くなります。また小さいお子様での利用は、大人と比べ耳がやわらかく小さいため、補聴器を耳介(耳の殻状の部分)とチューブでしっかりと安定させる必要があります。

フィットイヤーではイヤーモールド内部にエルボー(チューブを取り付けるパイプ)を接着するための土台を設け、プラスチックタイプのイヤーモールドと同様の取り付け方法を実現。耳かけ型補聴器のトーンフック(補聴器側のチューブ取り付け部)に対し、エルボー/チューブに適切な角度を設定することができ、設定した方向が変わってしまうということもありません。

 

フィットイヤーではプラスチックタイプのイヤーモールドと同様、イヤーモールド部とエルボー(接続部)を、しっかりと接着剤で固定。チューブが動かず補聴器を安定させるので、耳から外れにくくなります。

 

また引き抜きや回転方向への耐久性も、プラスチックタイプのイヤーモールドと同様の取扱いが可能になり、取り外しもスムーズです。


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