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ステップ11:自宅・外出先での試聴

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試聴貸出しで自宅に持ち帰った補聴器、試す際にもこんなステップがあります。
 

補聴器を初めてお使いになられると、これまではキャッチできなかった音が急に耳に飛び込んできます。本来はそのように聞こえていた音でも、突然聞こえるようになると、耳がすぐに対応することができません。

長い時間かかって変化した聴力を補っていくには、ステップを踏みながら新しい音をご自身のものにされる必要があります。

 

補聴器の聞き取りに慣れる第一歩は、静かな部屋で、いつも話している人の声から始めましょう。補聴器をしていない時と比べてどうか、声が大きすぎないかなど、確認して下さい。
テレビの視聴も補聴器に慣れるためには適しています。バラエティー番組のように、周りが騒がしいものではなく、まずはニュースなど、アナウンサーの声がはっきり分るものから始めます。
家庭の中でも、少し騒がしい食事時に使ってみます。流しの音や食器の当たる音はどうか、話しがきちんとキャッチできるかをお確かめ下さい。また顎を動かした時にハウリングが生じないかもチェックポイントです。
電話は補聴器にとって苦手のひとつ。しかし使い方でぐっと聞き取りやすくなります。まずは時報などに電話をかけ、受話器がどの位置で一番良く聞こえるか、当て方の練習をすると良いでしょう。
複数の人の話しも、なかなか聞き取りにくいもの。両耳装用の場合には、片耳と両耳、それぞれの使用感をご確認下さい。
これまでは比較的静かな環境での試聴でしたが、補聴器の音に馴れてきたら、外出の際に試してみましょう。車の音や犬の鳴き声など、突発的な音が響くようなことはないか、まずは声よりも、環境音について試してみて下さい。
環境音が大丈夫であれば、今度はその環境音の中での会話でお試し下さい。スーパーでの買い物や役所、病院でのアナウンスなど、聞こえ方や、周りの雑音がどうか、気がつかれたことをメモしておかれると良いでしょう。
騒がしい環境に加え、複数の人との会話は、補聴器にとって非常に難しい環境。こうした場所でもきちんと話をキャッチすることができれば、調整、補聴器への慣れの両方が順調であることになります。
ホールのような場所では、音や声の発生源から離れると、聞きたい声と、それ以外の雑音のバランスが代わり、大変聞きにくくなります。こうした場所ではどんな位置が聞こえやすいかというように、補聴器の上手な使い方を検討されると良いでしょう。

 

試聴貸出しの前には、なるべく聴力やカウンセリングからの情報を元に調整を行いますが、環境によっては、使ってみたら大変やかましい、反対に音が小さすぎるといったことも。こうした場合は、試聴期間の終了を待ってからではなく、なるべく早くに販売店を訪れ、相談・調整を受けましょう。

また耳にうまく納めることができない、長く装用していると痛みがあるといったケースも、すぐに販売店にご相談下さい。

ステップ12・試聴結果から機種適合確認、再調整へ


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