ステップ4：選択した補聴器の調整

耳に適した補聴器を選択した後は、その補聴器を聴力測定結果やこれまでのカウンセリングの内容を元に、調整を行います。

以前はトリマー式と呼ばれる、ダイヤルやツマミを組み合わせて調整を行うタイプが主流でしたが、現在ではデジタル信号処理の進歩により、様々な調整器を、信号の劣化を生じることなく組み合わせて利用することができるようになりました。

1日目の補聴器の調整は、その補聴器が本当に耳に適しているのか、今後どのような調整を加えていけば良いのか、補聴器を製作する上での注意点はなにかを知るための、重要な情報になります。この次のステップ、「補聴効果測定、店内・店頭での試聴」を行いながら、調整を進めていきます。