
イヤーモールドの種類は?
聴力や用途に応じ、様々なイヤーモールドが製作されます。
補聴器がどれくらいの音を補うのか、耳あなの形、耳の柔らかさはどうかといったことから、製作されるイヤーモールドも様々。おおまかに以下のようなタイプが耳に合わせ一つひとつ製作されます。
カナルタイプ
比較的小型のイヤーモールド。軽・中度難聴や、できるだけ目立たない、装用感のよいイヤーモールドをご希望の方に向いています。
スタンダードタイプ
標準サイズのイヤーモールド。高度~重度難聴にも適応でき、また耳にしっかりと固定されるため、運動やあごの動きなどによるハウリング発生も抑えます。
シェルタイプ
カナルタイプとスタンダードタイプの中間的なイヤーモールド。
スケルトンタイプ
耳穴の封鎖はカナルタイプ同様。イヤーモールドの動揺をスタンダードタイプと同じ場所で押さえることで、装用感と安定性を両立しています。
シリコンタイプ
柔らかいシリコン素材を用いたスタンダードタイプサイズのイヤーモールド。プラスチックにアレルギーのある方や、小さいお子さまに適用されることが多いタイプです。
ポケット型補聴器用スタンダードタイプ
耳かけ型補聴器だけでなく、ポケット型でも、多くの機種がイヤーモールドに対応しています。高出力タイプをお使いの場合、イヤーモールドを利用することでピーッという雑音を抑制することが可能です。
ポケット型用シリコンタイプ
ポケット型用でもシリコンタイプのイヤーモールドがご利用いただけます。
上記のような各タイプから耳の状態に合わせ、イヤーモールドが製作されます。オーダーメードならではの装用感と雑音の少ない効率的な音声伝達、音質の調整、補聴器の脱落防止など、様々なメリットが得られます。
新規に補聴器を購入される際はもちろん、現在補聴器をご利用の方もイヤーモールドだけを製作することができますので、補聴器専門店などにご相談下さい。