ステップ12:試聴結果から機種適合確認、再調整
試聴期間中の使用感から、選択した補聴器の適正を確認。実際に使用する環境への適合や補聴器への慣れによる調整内容の修正を行います。
ご自宅や外出先など、実際に補聴器を利用する場所での試聴は、補聴器の選択が正しいか、その調整はどうか、今後どのような調整が必要かを知る上で、無くてはならないステップです。
この期間の使用感より、各周波数の増幅量バランスや、最大音量の制限、ダイナミックレンジの補正、環境による騒音源への対策といった再検討項目が明らかになります。
これらを解決するため、補聴器には再調整が加えられ、時には必要な機能を持つ別の機種への変更も必要となります。
試聴貸出しは、補聴器を通した音や、補聴器の使い方に慣れるための期間でもあります。補聴器の操作や使い勝手に関しても、分らないことがでてくるかも知れません。また店頭だけの試聴では気がつかなかったことが、長時間装用することでの疲労や痛みの発生といった形で表れることも。
聞こえ方だけではなく、疑問に思われたことがあれば、3日目来店の際に質問、相談をされると良いでしょう。